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千石船「気仙丸」とは

▼千石船「気仙丸」(陸上展示【補修後】)

▼千石船「気仙丸」(大船渡湾を進む気仙丸【補修前】)

▼気仙丸の概要

■積 石 数 :350石積み(約60容積屯・重量23屯)
■船の長さ:18.70m(61尺7寸) ■船 の 幅 :5.75m(19尺)
■船の深さ:1.70m(5尺6寸) ■船の高さ:5.00m(16尺5寸)
■敷  長:11.50m(38尺) ■帆  柱:17.00m(56尺1寸)
■帆  桁:11.50m(38尺) ■帆の広さ:畳85枚分(16反・綿製)
■着  工:平成3年2月 ■進  水:平成4年5月10日
■総 工 費 :7000万円

気仙地方は、寒流と暖流がまじり合う三陸漁場に位置し、古くから漁撈を中心とした生活が営まれてきました。そのため、もともと造船の技術も高く、また気仙杉や五葉檜、赤松、欅などの良材にも恵まれ、船大工の出稼ぎとあいまって造船技術も各地から導入され、工夫が凝らされてきました。

「気仙丸」は、この造船技術を生かして、かつて太平洋沿岸を往来した千石船を復元して、釜石で開催された「三陸・海の博覧会」(平成4年)に出展し、併せてふるさとの歴史的文化遺産として後世に伝えようと大船渡商工会議所が中心となって建造資金を集め、「気仙船匠会」の手によって建造復元したものです。

「三陸・海の博覧会」の後は、海上に係留され、夏まつりなどのイベントや、NHK大河ドラマ「菜の花の沖」「龍馬伝」などのロケにも利用されていましたが、令和3年、建造から30年が経過し、船体の痛みも大きくなったため、補修、補強工事が施され、陸揚展示されることになりました。

気仙丸A4三つ折りパンフ(ダウンロードできます)

▼アクセス
「気仙丸」陸上展示場所:〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町茶屋前96−8

気仙丸関係商品

◎気仙丸ポストカード(¥300円 税込み)
販売場所:マイヤ(インター店・赤崎店)、かもめテラス、道の駅さんりく、大船渡温泉、おおふなぽーと、碁石海岸レストハウス、サンリア物産館、大船渡商工会議所(本所・支所)

◎浜の命(¥1,334円+税)
購入希望・お問合わせ⇒小松則也 様(tel:090-7931-6302)
この絵本は、東日本大震災と世界遺産・平泉を船大工:小松新一さんという人物を通してつなぐ実話です。
新一さんは、震災津波でご自身の造船所を流されましたが、どん底から立ち上がり、不眠不休で傷んだ漁船の修理を始めました。
そして、病と戦いながら、平泉・毛越寺の舟「竜頭鷁首船」を建造。平泉の世界遺産登録を陰ながら支えた重要な人物です。
また、千石船「みちのく丸」の建造を脇棟梁という立場で成し遂げた御方でもあります。

 

気仙丸ギャラリー(クリック)

▼気仙丸建造の様子(平成2年~4年)

▼夜間ライトアップ実施中!!

ライトアップ時間 16:30~21:00

おおふなとの灯 プロジェクト(気仙丸イルミネーション)

令和3年度(第1回)

【期 間】
令和3年12月11日(土) ~ 令和4年1月10日(月・祝)
午後4時~午後10時(12月11日のみ午後5時過ぎから)

令和3年度(第1回)イルミネーションの様子

【場 所】
⑴おおふなぽーと(多目的広場・3階展望デッキほか)
⑵千石船・気仙丸陸上展示エリア

 

令和4年度(第2回)

【期 間】
令和4年12月9日(金) ~ 令和5年1月9日(火・祝)
気仙丸:午後4時~午後10時
おおふなぽーと:午後5時~午後10時

【場 所】
⑴おおふなぽーと(多目的広場・3階展望デッキほか)
⑵千石船・気仙丸陸上展示エリア

令和4年度(第2回)イルミネーションの様子